開講にあたって
WISH
|代表の想い|
私たちKLスポーツは、愛知県尾張地域(春日井市、北名古屋市、大治町)にてスイミングスクールを3校運営しており、1982年の開校以来42年間にわたり、延べ約9万人の子ども達に水泳を教えて参りました。
0才から100才まで楽しめる生涯スポーツとして、また、オリンピックを目指す競技スポーツとして、水泳を教えることを通じて子ども達の成長をお手伝いさせて頂いております。
さて、この度、新たなスポーツ分野として「フェンシング」をスタートさせることに致しました。
フェンシングは、1896年のオリンピック第1回アテネ大会から現在に至るまで継続して正式競技として採用されていることからも、長きに亘って人々から愛され続ける成熟したスポーツであることはその歴史が物語っています。
変幻自在に繰り出される剣の柔軟さと力強さ、一瞬を切り裂くスピード感を目の当たりにすれば誰もが魅了されることでしょう。
また、あまり知られていませんが、フェンシングは「スポーツ界のチェス」と表現されるように、頭を使った駆け引きが繰り広げられるスポーツです。
変幻自在で華麗な剣さばきの裏には、戦略と駆け引きが交錯しており、それこそがフェンシングの最大の魅力なのです。
日本では、2008年北京大会で太田雄貴選手が銀メダルを獲得して以来、2012年ロンドン大会ではフルーレ男子団体で銀メダル、2021年東京大会ではエペ男子団体で金メダルを獲得するなど、競技力が飛躍的に上がり、今では世界を代表する強豪国となりました。
競技人口が少ないにも関わらずこれだけの成績をあげているというのは、緻密な分析と戦略・戦術によって体格差をカバーし、世界を目指すことができる、日本人に向いているスポーツという証でしょう。
しかし、高校・大学等での部活動を除くとフェンシングを習える場所、楽しめる場所はほとんどないのが現状で、水泳と比較するとその差は歴然です。
KLフェンシングアカデミーでは、まずはフェンシングに触れ合える場所を提供し、フェンシングの基本的な技術だけでなく、戦略を練って駆け引きを楽しむ経験によって、子ども達の「論理的思考」や「判断力」を養うことを目指します。
そして、子ども達が「頭脳」と「体力」の、バランスの取れた成長を遂げられるようサポートして行きたいと考えております。
“スポーツを通じて子ども達の未来を創造する”
これからも子ども達の成長の一端を担えるよう努めて参ります。
KLフェンシングアカデミー代表 阿部恭三